女性ホルモンの豆知識

女性ホルモンの豆知識

 

女性ホルモンは、女性らしい身体作りや、月経や妊娠の管理以外にも、さまざまな働きがあります。

 

○骨を丈夫にしてくれます。

 

女性ホルモン(エストロゲン)は、骨の強さ(骨密度)を保つお手伝いをしています。

 

更年期になった女性が、骨粗しょう症になりやすいのは、更年期になり女性ホルモンの分泌量が減り、骨がもろくなってしまうからです。

 

子供の成長期には、身長を伸ばすように働いてくれます。

 

しかし、伸ばすと同時に、硬く丈夫にするようにも作用しているので、女性の方が身長の伸び始めが早いが、止まるのも早くなり、男性より平均身長が低くなるのです。

 

男性も女性も、成長期に女性ホルモンがあまり作用しなかった方が高身長になります。

 

背の低い方は、成長期に女性ホルモンが頑張って骨を硬く丈夫にしてくれたのです。

 

遺伝的に背の高い、低いなどは、身長自体が遺伝しているのでは無く、女性ホルモンの働き方が、遺伝的に似ていると考えられます。

 

 

○ムダ毛を減らし、頭髪を調子良くしてくれます。

 

女性の身体は、男性の1/10の量の男性ホルモンがあります。

 

男性の身体は、女性の半分の量の女性ホルモンがあります。

 

男性ホルモンは、ムダ毛(体毛)を濃くしたり、硬くしたりします。

 

女性でも男性ホルモンが多い方や、男性ホルモンの影響を受けやすい方は、毛深く、毛が硬くなりやすいです。

 

逆に男性でも女性ホルモンが多い方や女性ホルモンの影響を受けやすい方は、毛が薄く、毛が細くなります。

 

更年期になり毛深くなるのは、女性ホルモンが先に減少して、男性ホルモンの影響を受けやすくなるからなのです。

 

女性ホルモンの減少は50代からで、男性ホルモンの減少は60代なので、男性も女性もその時期は、男性ホルモンが濃くなるのです。

 

なぜだかはっきり解明されていませんが、頭髪だけ女性ホルモンの領域で、頭髪以外の体毛は、すべて男性ホルモンの領域になっています。

 

女性ホルモンで管理している頭髪は、時間をかけて太く健康な髪を作ります。

 

男性ホルモンで管理している体毛は、時間をかけずに早く伸び、早く抜けます。

 

何らかの理由により、男性ホルモンが頭髪の領域に入ると、早く伸び早く抜ける作用が働き、毛根(毛母細胞)が細胞分裂を止めてしまい、頭髪が生えなくなってしまうのです。