足裏のアーチ、歩行

身体の前後左右のバランスを整えるには、背骨だけでなく脚のバランスも整えなければ意味がありません。

 

背骨を正しく矯正しても肝心の身体の土台となる骨盤や脚が整っていなければ、またすぐに背骨は歪んでしまいます。

 

当院の施術は脚を整えて、骨盤を整えて、背骨を整えて、肩周りを整えます。

 

現代人の脚は、さまざまな原因により、ほぼすべての人が歪んでたり脚の長さが違っています。

 

長い通勤時間、長い運転時間、仕事、家事、脚を組むクセ、片足重心の立ち方、正しくない歩き方など、脚が歪む原因は、色々な所にあります。

 

当院が重要だと思う部分をいくつかご紹介致します。

 

 

足裏のアーチ

 

 

足裏には、さまざまなアーチがあります。

 

土踏まずの所、指の所に縦のアーチ(画像の青いライン)小指と親指の間、その下の足裏の腹の内側と外側に横アーチ(画像の赤いライン)があります。

 

この4つのアーチがクッションやバネのような働きをして、重さを分担しています。

 

 

 

縦アーチが減少してしまうと偏平足になり、横アーチが減少してしまうと外反母趾や内反小趾になります。

 

逆に歩き方や靴などの原因により、外反母趾になってしまってアーチが減少してしまう場合もあります。

 

アーチが減少してしまうと、重さを分担できずに、足が直接重さを受けてしまい、足に痛みが出てしまいます。

 

当院では、アーチを診て、アーチが減少している場合には、アーチを作るように矯正する事も出来ます。

 

 

正しい歩き方

 

 

正しい歩き方が出来ていないと、さまざまな事が起こる可能性があります。

 

歩き方が崩れていると、骨盤も背骨も崩れてしまうので、歩き方が悪い原因による脚痛や腰痛や背痛も考えられますし、症状がひどいと、しびれが出てしまいます。

 

むくみや冷えも、歩き方が原因の場合も考えられます。

 

正しい歩き方とは、膝を高く上げ、着地は、なるべく足裏全体で着くようにし、踏み出す時は、膝の裏をちゃんと伸ばして、つま先でしっかり地面を蹴る事です。

 

ほとんどの方が、かかとから着地するのが正しいと勘違いしています。

 

かかとだけで着地してしまうと、足裏のアーチのクッションが働きません。

 

さらにその上の足首、膝、股関節もクッションが働きません。

 

重力の分散が上手く出来ないと下半身だけでなく、腰や首にまで衝撃が伝わり、痛めてしまう場合もあります。

 

 

 

地面に足がついた時に足にかかる重力は、歩いている時で体重の3倍、走っている時で5倍と言われています。

 

当然、重心が前後左右に崩れていたり脚の長さが違っていれば、その負担も変わりどちらかの足にそれ以上の重力がかかっています。

 

その上かかとだけで着地してしまったら足にかかる負担は、計り知れません。

 

この歩き方は、普段革靴やヒールのある靴を履いている方に多いです。

 

ヒールのある靴を履いて、脚をピンと伸ばしてヒールをコツコツ鳴らして歩くのは美しく見えますが、せっかく脚に備わっているクッションの機能(アーチや関節)を無駄にしています。

 

人間以外どの動物を見ても、膝や足首をしなやかに使っています。

 

自然界で、着地が地面にひびいてしまったり、音がしてしまう事は、死に繋がってしまうからです。

 

さらに現代人は、膝を上げずに、かかとを擦るような歩き方をしている方も多いです。

 

皆様が普段履いている靴を見てみましょう。

 

かかとだけ減っていませんか?

 

内側又は外側の方が減っていませんか?

 

靴の減り方が偏っている方は、歩き方、立ち方が偏っています。

 

歩き方が悪くなってしまう原因は、さまざまですが当院の統計でみると、一日の歩行時間が少なすぎるケースと、靴が原因のケースが多いです。

 

昔に比べて、現代は便利になりました。通勤や通学、主婦の方の買い物などの移動は、車や電車や自転車が主流になり、長い時間歩かなくなってしまいました。

 

さらに、PC作業など座る仕事が増えてきて、座る時間が長くなっています。

 

そうすると歩行に必要な下半身の筋肉や腹筋はどんどんおちていき、仕事や勉強や家事など、腕周り、肩周り、首周り、頭や眼など上半身の筋肉や背筋は、どんどん負担が増えてしまいます。

 

全身が均等に使われていなくて、下半身は運動不足、上半身は疲労が溜まっている状態になってしまうのです。

 

このアンバランスな状態が続くと、歩き方は崩れてしまいますし、少し歩いただけで、脚が疲れたり、むくんだり、痛みが出たりしてしまいます。

 

 

歩かないのはダメだと説明しましたが、仕事や散歩やウォーキングなど、毎日よく歩く人でも歩き方が悪くなってしまう場合もあります。

 

つま先が細い靴や、きつめの靴を履いていると、外反母趾になりやすいです。

 

大きめの靴や、ヒールの高い靴などを履いていると、浮き指になりやすいです。

 

さらに核心を言ってしまえば、靴を履いている事自体が原因の場合も考えられます。

 

子供の頃からずっと歩く時は靴を履いています。そうすると靴がクッションになってしまうので、足裏のクッション(アーチや筋肉)が退化してしまいます。

 

裸足で生活している国の方の足を見てみると、しっかりと指の間が開いて、しっかりと地面に足が着いています。

 

 

 

日本でもきっと下駄や雪駄や足袋や草履などを履いていた時代には、外反母趾や偏平足や浮き指などのトラブルは少なかったと思います。

 

現在では、さまざまな靴やブーツやサンダルなどがあり、足のトラブルが増えてしまったと考えられます。

 

最近では保育園や幼稚園、学校などでもこの問題を受け上履きや靴を履かずに裸足で過ごす所も増えてきました。

 

皆様も体育館や室内施設などで、裸足でウォーキングやジョギングなどをしてみてください。

 

多分ほとんどの方が疲れる前に、かかとや指の付け根や土踏まずなど、足裏のどこかが痛くなってしまうでしょう。

 

それぐらい現代人の足裏は退化しています。

 

しっかり足裏に刺激を与えて足裏の筋力をつければ、足のトラブルは減ると思います。

 

当院で脚の可動域を改善して、重心を整えて、脚の長さをそろえて、正しい歩行を心がけトラブルが起こらない脚を目指しましょう。

 

頑張っている皆様の健康な脚を応援しています。